【社労法務】年度更新 一般拠出金とは
記事番号:137
一般拠出金とは、
「石綿(アスベスト)による健康被害の救済に関する法律」に基づき、アスベスト健康被害者の救済費用に充てるために、すべての労災保険適用事業場の事業主から徴収されるお金です
主なポイントは以下の通りです
● 目的: 労災補償の対象とならない石綿(アスベスト)による健康被害者(近隣住民など)を救済するための医療費などに充てられます。
● 負担者: 全額が事業主負担であり、従業員が負担することはありません。
● 徴収方法: 労働保険の年度更新の際に、労働保険料と併せて申告・納付します。
● 算出方法: 前年度に労働者に支払った賃金総額に、一律の一般拠出金率(業種を問わず1000分の0.02)を乗じて計算されます。
●特徴:概算払い制度はなく、確定納付のみの手続きとなります。
労災保険のようなメリット制(労災の発生状況に応じて保険料率が変動する制度)は適用されません。
アスベストは過去に様々な産業で広く使用されていたため、製造・販売を行ってきた事業主だけでなく、すべての事業主が公平に救済費用を負担するという趣旨に基づいています。
詳しくは、厚生労働省の 「一般拠出金について」 をご参照ください。