【社労法務】給与計算 60時間を超えた場合の残業代の計算設定方法
記事番号:1055
残業時間が60時間を超えた場合、超過した分に25%割増をする設定であれば、【給与計算】「給与項目設定」にて設定ができます。
以下ご案内および例をご参考に設定をお願いいたします。
給与項目設定で新たに項目を作成および設定変更する場合、以下をご確認ください。
● 残業時間(勤怠)を60時間以下と60時間超で分けて明細印字させたいかどうか
● 残業手当(支給)を60時間以下と60時間超で分けて明細印字させたいかどうか
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<例1>
残業時間が60時間を超えたら、超えた分だけ25%の割増率で残業手当を計算させたい。
60時間以下の時間項目と、60時間超の時間項目を別に作成したい。
手当項目は60時間以下と60時間超で別に表示させたい。
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手順1
勤務項目に「総残業時間」と「60時間超分時間」を入力する項目を作成します。
既に「残業時間」として使用している項目があれば、そのまま総残業時間としてお使いください。
「総残業時間」と「60時間超分時間」の項目タイプは、別のものにする必要があります。
例えば「総残業時間」の項目タイプが「CA」だった場合、「60時間超分時間」の項目タイプは「CR」「CS」「CT」等の、賃金管理データへデータ移行されず、かつ使用していないCで始まる項目タイプで設定してください。
例として、「総残業時間」の項目タイプが「CA」、「60時間超分時間」の項目タイプを「CR」にしてご案内を進めます。

60時間超分の時間を毎回手入力でも計算はできますが、以下計算式設定をすれば、総残業時間が60時間を超えた場合、超えた分だけを自動算出することができます。
条件:残業時間>60
計算式:残業時間-60
手順2
単価に、「残業単価」項目と「60時間超分単価」項目を、それぞれ勤務と同じ項目タイプで作成します。
「残業単価」の項目タイプを「CA」
「60時間超分単価」の項目タイプを「CR」とします。
「60時間超分単価」を時間外基礎単価の25%割増 という設定にする場合は、「時間外・不就労増・減額率」を25%に設定します。
計算式を組んでも結構です。
手順3
支給に、「残業手当」用の項目と「60時間超分手当」項目を、それぞれ勤務および単価と同じ項目タイプで作成します。
「残業手当」の項目タイプを「CA」
「60時間超分手当」の項目タイプを「CR」です。
入力区分が「システム標準設定」であれば、勤務および単価の同一項目タイプから自動計算されます。
計算式を組んでも結構です。
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<例2>
勤務は合計の総残業時間を登録し、残業時間は60以下と60超で分けて明細印字させたい。
残業手当は合算額の表示でいい。
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手順1
勤務項目で合計の残業時間(総残業時間)の項目を、項目タイプAA、毎回入力、印字しない で作成します。
月例データ入力または取込の際は、この項目に総残業時間を登録します。
手順2
勤務項目に60時間以下の項目設定をします。
勤務に既存の残業項目があればそれを流用し、なければ、使用していないCで始まる項目タイプで設定します。(例:CM、CN、CO等)
入力区分:計算式より算出
「計算式設定」ボタンより条件および計算式を設定します。
ピンク色の箇所をダブルクリックすることで条件および計算式の設定を開始できます。
手順1作成した「合計残業時間」に入る数値が、60より多い場合は超過分を算出し、「合計残業時間」に入る数値が、60以下の場合は「合計残業時間」の数値をセットする条件および計算式を登録します。
条件1:合計残業>60
計算式1:60
条件2:合計残業≦60
計算式2:合計残業
登録したら「閉じる」をクリックし「登録」をクリックします。
手順3
勤務項目に60時間超過分の項目設定をします。
項目タイプは、使用していないCで始まる項目タイプで設定します。(例:CM、CN、CO等)
入力区分:計算式より算出
「計算式設定」ボタンより条件および計算式を設定します。
手順1で作成した「合計残業時間」に入る数値が、60より多い場合のみ、その差分をセットする条件および計算式を登録します。
条件1:合計残業>60
計算式1:合計残業-60
登録したら「閉じる」をクリックし「登録」をクリックします。
手順4
支給項目に合算された残業手当の項目を作成します。
項目タイプCLをシステム標準設定で作成すれば、60時間以下および60時間超が合算された残業手当が算出されます。
既にある残業手当項目を計算式にして合算する方法もございます。
計算式の例:(60以下時間×時間外基礎単価×1.25)+(60超時間×時間外基礎単価×0.25)







