【社労法務】給与計算 みなし残業時間(固定残業時間)を超えた場合の残業代の計算設定方法について

記事番号:1071

ここでは総残業時間みなし残業時間(固定残業時間)との差分を算出し、残業代として計算する設定をご案内します。

手順1
【給与計算】-「給与項目設定」メニューを開きます。


手順2
紙とペンのアイコンをクリックし、みなし残業時間(固定残業時間)の勤務項目を作成します。
既に作成している場合は手順4へ進んでください。

使用していない勤務項目をクリックします。


手順3
項目タイプ:AAユーザー任意設定
●入力区分:毎月固定であれば「個人固定値」、事業所全体で統一の場合は「給与体系固定値」が便利です
●入力単位:60進法の場合は「時間+分」、10進法の場合は「時間」をセットします


手順4
総残業時間の勤務項目を作成します。
既に作成している場合は手順5へ進んでください。

●項目タイプ:CA、CB、CC等の残業系項目をセットします。この項目に入力された残業時間が賃金台帳の「早出残業時間数」に反映されます。
同じ項目タイプが重複しないようご注意ください。
残業系の項目タイプについては【社労法務】給与項目一覧表をご覧ください。
●入力区分:システム標準設定(毎回入力)
●入力単位:60進法の場合は「時間+分」、10進法の場合は「時間」をセットします


手順5
総残業時間とみなし残業時間の差分を算出する支給項目を作成します。
既に該当の項目がある場合は設定を変更します。
入力区分:計算式より算出
計算式設定ボタンをクリック、以下設定をします。
条件01   早残時間-みなし残業時間 > 0
計算式01  (早残時間-みなし残業時間)× 早残単価


この計算式により、総残業時間>みなし残業時間 の場合のみ差分に残業単価が掛けられて算出され、
総残業時間≦みなし残業時間の場合は計算がされないので、値は0円となります。


閉じる→登録→「項目設定完了」ボタンをクリックします。


手順6
手順3で入力区分を個人固定値または給与体系固定値にした場合は、【給与計算】-「個人給与固定値設定(一覧形式)」メニューまたは「給与体系固定値設定」メニューででみなし残業時間を登録します。
個人固定値はインポートすることもできます。



手順6
給与計算を行う時に、残業時間を入力します。
※この場合の残業時間は、みなし残業分をさし引いた時間ではなく、実際に残業した時間を入力します。


みなし残業の無い人は、残業時間×残業単価で計算され、みなし残業がある人は、残業時間からみなし残業時間を差し引いた金額で残業手当が支給されます。