【社労法務】保険料調整制度 調整後保険料の設定手順

記事番号:1060

アップデートVer.627(2026年10月9日)での対応となります。

日本年金機構より情報公開された保険料調整制度につきまして、社労法務システムでの設定手順をご案内します。
社労法務システムでは標準報酬月額および利用期間から保険料を自動算出はできません。
保険料調整制度の対象となる従業員については、軽減割合に応じて調整した後の健康保険料額および厚生年金保険料額を、個人マスターに「指定額」として登録をしてください。
協会けんぽで保険料調整制度を適用した場合の健康保険料額はこちらをご覧ください。

【以下ご一読ください】
※ 個人マスター登録後の給与計算から指定額が反映されます。
※ 事業所負担分は個人マスターの「事業所」欄に登録をすることができます。
※ 利用期間の登録箇所はありません。
※ 利用期間から保険料を算出する機能はありませんので、利用期間ごとに指定額の変更が必要となります。
※ 介護保険料・子ども子育て支援金は標準報酬月額から計算をするので標準報酬月額の登録は必要です。(介護保険料・子ども子育て支援金も指定額として登録することは可能です)
※ 短時間労働者の登録をするためには事業所マスターで特定適用事業所の登録が必要です。【社労法務】個人情報 短時間労働者のチェックが入らない をご覧ください。
※ 社労法務システムの年末調整は、実際に徴収された社会保険料額で行います。

------------------------------
調べたいテキストをクリックしてください。

------------------------------

① 個人マスター登録手順(一人ずつ確認しながら登録する)

手順1
【個人】-「個人社会保険訂正」メニューを開き、対象者を表示します。

手順2
紙とペンのアイコン(登録済社員訂正)をクリックし、以下情報を登録します。登録を終えたら「完了」をクリックします。
短時間労働者:チェックを入れる
【健康保険】
保険料区分:指定金額
個人額:調整後の保険料(個人負担額)
事業所:事業所負担額 ※1
【厚生年金保険】
保険料区分:指定金額
個人額:調整後の保険料(個人負担額)
事業所:事業所負担額 ※1
※1 この項目は保険料のお知らせ(事業所負担分を記載する場合)に反映されます。給与計算には影響しません。事業所の一時的負担額または還付後の負担額のどちらを登録するかは顧問先様とご相談ください。


② 個人マスター登録手順(一覧で登録する)

手順1
【個人】-「個人社会保険訂正」メニューを開きます。

手順2
画面上部にある「編集」-「健保厚年指定額一覧」をクリックします。

手順3
健康保険と厚生年金保険の保険料区分の一覧変更画面が表示されます。
変更対象者の選択欄にチェックを入れ、変更するボタンをクリックし「保存」をクリックします。
各種表示条件欄もご活用ください。
「入力形式の変更」チェックを入れると全ての項目をキーボードで入力設定することができます。

短時間労働者に変更:チェックを入れた従業員の短時間労働者にチェックが入ります
健康保険を指定金額に変更:健康保険料のみ指定金額にします。変更後は「指定金額」欄に調整後保険料を入力してください。※2
厚生年金保険を指定金額に変更:厚生年金保険料のみ指定金額にします。変更後は「指定金額」欄に調整後保険料を入力してください。※2
健康保険と厚生年金保険を指定金額に変更:健康保険と厚生年金保険両方を指定金額にします。変更後は「指定金額」欄に調整後保険料を入力してください。※2
※2 事業所の指定金額は保険料のお知らせ(事業所負担分を記載する場合)に反映されます。給与計算には影響しません。事業所の一時的負担額または還付後の負担額のどちらを登録するかは顧問先様とご相談ください。


③ 個人マスター登録手順(インポートする)
調整保険料用のインポートテンプレート(CSV)は こちら からダウンロードいただけます。ダミーデータが登録されているので上書きしてご利用ください。

手順1
【個人】-「他システム個人データ取込」メニューを開きます。

手順2
「入力ファイル選択」ボタンからインポートファイルを参照します。

手順3
カテゴリを「社会保険情報」にすると項目自動結付がされるので、内容を確認の上「データ読込開始」をクリックします。
専用テンプレートを使わない場合は、個人コードおよびこの画面で取り込む項目の結付をしてください。

手順4
カテゴリを「社会保険情報」にすると取り込むデータが表示されるので、確認の上「実行」をクリックすると取り込まれます。



④ 給与計算で事業主負担分項目をご利用の場合の設定手順

≪個人マスターに調整保険料等で指定金額を登録している場合の設定≫ をご覧ください。



⑤ 保険料のお知らせの改修

アップデートVer.627(2026年10月9日)以降、事業主負担分を表示できるようになります。